モデル名通りセンター幅84㎜。
カタログや雑誌のみで初めて現物が拝めた。
昨シーズン展示会の注文で「もう取り寄せられない」と断られた経験のあるモデル。
一応来シーズンカタログにも掲載されているが、注文できるのだろうか…。
フリーライドモデルでは珍しいプレート搭載が特徴。
角付け角度を付けやすくなりオンピステに強そうなフリーライドモデル。
さらにそのプレートにチューンイットシステムのダイヤル3ポジションを内臓。
プレートと板の隙間を変化させてフレックス調整できる。
圧雪された硬めの雪面には、ダイヤルを黄色ポジションで隙間を無くしフレックスを硬くすれば、素早い反応で気持ち良さそう。新雪や悪雪の柔らかめの雪面には、黒ポジションで隙間を開けて柔らかフレックス。
コンディションに愉しみを制限されないフリーライド本来を追及するために適したモデルだと思う。
「適用幅の広さ」
ゲレンデも視野に入れたフリーライド板に求めることに応えていて魅力的。
さらに全面カーボンシートにより耐久性が向上しているとのこと。
男の子的価値観だけど、車や自転車などのカーボン素材と重なりちょいと高級感もある。
派手な色使いと落ち着きのないグラフィックが多いフリーライドモデルの中で、大人っぽさが際立つ。
逆に真っ黒なルックスで飽きがこないというより飽きてるルックスという表現もできるけど。
いずれにせよ長年使用に耐える見た目と性能。
う～ん、魅力的な仕様だ。
展示品は転倒防止のためマネキンにタイラップでがっちりとくくりつけられていたので、
フレックスをポジション毎に試したり、持ち上げて重量を体感したり、ソールを眺めたりが出来なかった。
滑走傷がありエッジが少し錆びていたので滑走テストに使った板だと思う。
滑ってみて乗り味がイマイチだったのかな？あまり販売数が見込めないのかな？
試乗会への提供と、注文できるようにして欲しいなぁ。
