センター幅86㎝。166㎝と178㎝の両方試乗できた。
2007年からある継続モデルで、注目していたがハート製はジャパーナ系アルペン・スポーツデポでの取り扱いがメイン。ICIやプロショップでの試乗会ではお目に掛かれずに、今回初試乗。
ハートのサンドウィッチ構造板が好きでした。2台所有していたこともあります。
出所はヤマハなんですよね。
ただ、今季来季とキャップ構造になってしまい…、残念。
Q7.2はサンドウィッチ構造。
もう一つの注目はお値段。
私のバイブル「ブルーガイド スキーカタログ」では、実勢価格49,900円と記載されている。
スポーツデポの店舗だともっと安いこともある。
比較検討している他メーカーの候補モデルの1/2~1/3しかしないお値段。
率直に言いますが、量販店で初心者モデルの価格、安すぎて疑心暗鬼、なんだけど気に掛かっていたモデル。
結論、買いです。
サイドカーブで切っていくことはそんなに得意ではありませんが、
飛ばしてもバタつかず、悪雪での操作性も軽快。パリッと乾いている。
飛び系ですが、ゲレンデパウダーも楽しそう。
飛び系のスキーヤーはメインの一台ですね。こすっても安いのでもったいなくありません。逆に思い切っていけます。
オンピステ用メイン板はあって、たまの新雪時にサブ板としてファットに興味はある、でもそんなにお金を掛けたくない、だって1シーズンに何回使うか分からないじゃん。というシチュエーションでも満足できると思う。
トップシーズンの新雪以外にも、11月のイエティ、春スキーなど、板が痛む状況でも使い倒せる気軽さが魅力的。
長さは、ゲレンデで使うなら体重で選ぶ感じかな。トリックする人は短い方が好みかもしれませんが…。
友人にこの板を「悪くないよ」じゃなくて「いいよ、コレ」と紹介しても恨まれない性能を持っている。“遊び”の板としてカジュアルさが際立っている。
「2013試乗モデル ポジションマップ」では、Off高速・軽快のポジション。
個人的にはかなり衝撃的な試乗経験でオフピステ板で軽快な乗り味のベンチマーク的位置付けのモデルになりました。
同一ポジションの他モデルと速度域が一段下の中速・軽快の他モデル、価格がQ7.2の2倍から3倍であっても魅力と感じるポイントがないと触手が動かなくなってしまう。