センター幅132㎜。
来季新登場のARG後継モデル。
JJを太くしたシェイプでサイドカーブがある。
ARGは逆サイドカーブ。
「極太スキーヒストリー」でARGの流れで表現したけど、源流はJJかも。
TST、JJと一貫したアルマダの乗り味。
オーバー130㎜なのに誰でも扱える。
悪雪ではJJの方が楽しかったが、パウダーではゆっくり浮きそうな感じ。
JJと同じ試乗ゲレンデで速度が上がらなかった。
ノーズのフレックスと広い面積で悪雪の抵抗を受ける、
サイドカーブはあるが、角付けして抵抗を減らしてもそんなにキレるわけでもなく、ターンじゃなくて横滑り。
初心者からでも扱えて、日本のゲレンデでは使いやすそうな印象。
試乗サイズ178cmと短かったが、188cmならもう少しタテに滑れるような気がする。
で、気づいた。
試乗したTST、JJ、BUBBAの3モデルに共通する乗り味は、
スノーボードでいう“木の葉落とし”が物凄くやりやすい性格なんだと。
木の葉落としとは、初心ボーダーがリフトに乗れたら最初に行うゲレンデの降り方。
滑り方じゃなくて降り方に適した板、ヨコを向きたがるバターナイフシェイプ。
それをセンター130で実現しているんだからやっぱり凄い。
ターンは板のトップから入る固定観念に凝り固まっていた…。
フリーライドなんだから、どうでもいいじゃんね。
そんな滑り方をしようとしているから、微妙に???が浮かぶ試乗となってしまった。