2013モデル スキー試乗 総括

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お店で売れている板、ゲレンデで見かける板、ネットで話題に上がる板、いわゆる流行っている板を試してみたくて試乗会巡りをしてきた。
世間の好みと私の好みが違うことが、試乗を重ねるたびに分かってきた。乗り味の違いに正解はないが相性があることを痛感した。
相性の大きな要因は、メタボな体重と飛ばす速度域。筋力や技量よりも板を踏みつけることに単純に良く効く。
なので、低速域の板とは相性が悪い。
ポジションマップを作ってみて、流行は中速域で軽快な乗り味の扱いやすいモデルな印象、オンピステもオフピステも。

ポジションマップ掲載の各モデル詳細は、上の「スキー板試乗」タブを選択すると一覧表示されます。
心に残っている板をいくつか…、

□オンピステ
いずれも板と対話できる乗り味に魅了された。
・ストックリ LaserSX,SC,CX
 ものは良くても、日本代理店のヴィストジャパンが注文したものを入荷しない…。
・ディナスター SpeedGrooveDemo

□オフピステ
同ポジション他モデルの1/2~1/3の価格と、S3とQ7.2はどちらも安すぎて疑心暗鬼だった愚かさを痛感、素晴らしい性能。
・ロシニョール S3 : 
センター幅98㎜の太さを感じずクセも欠点もない。シチュエーションも対象スキーヤーも適用幅がダントツに広い。
オフピステ一本目としてはもちろん、今時は初めてのスキーとして購入してもいいかなと思う。初中級者の情熱でも手が届く価格とゲレンデでの扱える操作性。これでハの字もアリでしょう、ロッカーで接雪長が短いからすぐにパラレルもどきにもなれる。
久しぶりのおかあさんが子供と滑るために100cm未満のミッドスキーを買うならS3の方がいい。ミッドスキー並みの取り回しに加えて足元の太さでお子さんのスピードに合わせていても楽。カービングとも違うスキーの新たな一面に触れることができる。
初中級だけではなく上級者にも充分に応える。トップからターンに入れるし、飛ばしても怖くない。
S3に足りないものを求めると何か失うトレードオフになると感じさせるほどバランス絶妙。

・ハート クエストQ7.2 : 
飛び系の軽さに乾いたパリッとしたハリで安定。サイドカーブが大き目なキレ。

・OffPiste高速・軽快ポジションの全モデル
オンピステでスカスカな軽さはすぐに飽きちゃうんだけど、オフピステだと飛ばせる軽快は好き。
オガサカ ET-9.0 固定観念はいけない、候補に入れて辿り着くかが問題、試すといいんです
ReISM SL-C この軽快さを伴ったしなやかさは心地良い
VectorGlide MakeBC 太いSL-C、軽いけど確かな反応
Volkl V-Werks RTMとCODE 今年だけじゃなくてず~っとラインナップしていて欲しい
Volkl Shiro なんか信頼感が漂う、軽快なのに軽薄じゃない

・DPS ロータス138 :
触発されて極太が欲しくなった。
加えてジニアス、バターナイフ、Bubbaの試乗で覚醒させるなにかが極太にはある…。冷静な判断が出来なくなっている気がする。
いろいろと現物を見たくて店舗に行ったら今まで笑っていた太さが、神々しく見えた(笑) 説明の出来ない理屈じゃないモデルを手に入れそう。
心に残っているのではなく、心を侵されている気がする。

試乗の総括としては不適切な気がするが、一度試乗でも経験すると冷静でいられる。
試乗していないモデルは妄想がはじまる、広がる、止まらない。
じっとしていられなくて「極太スキーヒストリー」なんかを調べてまとめてしまった。もうセンター130㎜オーバーなんて、妄想が…。