ランチで利用したことはあったが、宿泊は初めて。
みつまたロープウェイの事務所にて受付と宿泊代とリフト代を支払ってから、ロープウェイに乗る。
宿泊荷物のバッグを担ぎ、スキーを履いてゲレンデを滑る。
リフトとかぐらゴンドラを乗り継いで、和田小屋到着。
チェックイン時間まで荷物を預けて、ゲレンデ滑走。
山小屋なので、カーテンやテーブルで仕切られているだけの相部屋。布団一枚分がパーソナルスペース。
洗い場3人分、湯船もあるお風呂。タオルは持参。
夕食。プリンスホテルの調理師さんによる料理は美味しい。そして、米どころ新潟のご飯が旨いっ
朝食。スクランブルエッグはホテルクオリティ。6時から支度をされて6時半過ぎから食べられる有難さ。
一晩でヒザ上ほどの積雪。和田小屋の出入り口から出られない…。
朝7時まで雪が降っていたのに、7時半に晴れた。
ファーストトラックを刻むため、宿泊者が飛び出していく。実は出遅れた…。
先行滑走者はジャイアントコースに入ると見込んで、テクニカルコースを選択。出遅れたが狙い通りファーストトラックが刻めた。
4本ほど滑るとボトムから滑走者が大勢上がってくる、一気にパウダーが喰われていく。
天候も一気に悪化、雪に変わる。その後は終日雪のまま。ファーストトラックの時だけ晴れていた奇跡。
ヒザ上の積雪の抵抗はかなりのもの、センター100mm前後の板のシュプールは、直滑降まっすぐ。ターンによる減速は命取りになる。
センター幅143mmのデプスホアではターンになった。トップの硬めフレックスで減速が少なく踏み込んで板を沈めると浮いてくるのでターンが出来た。
圧雪コースでも柔らかめの雪質だと、サイドカーブ23mとトーションの強いカーボン芯材で意外と調子がいい。
ファーストトラック後、b.c.map主催のフリーライド試乗会に参加したが、センター120mm以上のスーパーファットではスキーロジックを惚れ直す印象が強まった。
今後の課題は、窒息しにくいフェイスマスク探し。
スプレーが頭まで上がり、口周りに雪を被ると息が詰まる。フェイスマスクを下ろして口を出しても雪球が口の中に入り込んで咳き込む。
呼吸が出来ないと、体が動かず意識も集中できず、せっかくの感触が実にもったいないことに…。
みんな、どうしているんだろう?
かぐらは遠くて行きづらいけれど、また泊まりたい和田小屋。クセになる。