来季新規モデルのデクリビティ。
アルマダの勝手なイメージと異なるモデル、マジメ。
ツアーカテゴリらしいが、登り用としては重め。その分、滑りの安定度は高い印象。
板の真上に乗っていられるバランス能力を持っているスキーヤーならば、雪質の対応幅が広いと感じた。
重量ではなく雪質の能力からツアーカテゴリなのかもしれない。
メタルが入っているのか、重厚な乗り味で悪雪突破力が高い。
トップからテールまで均一なフレックスの印象、張りがある。
一般的なツアーモデルの腰砕け的な乗り味は皆無、パウダーモデルのトップとテールのフレックスが極端に異なることもない。
雪質や斜度など条件の悪いバックカントリーでミスを抑制する性格、マジメに感じた。
フリーライドモデルは基礎板と異なり、バランスが悪くても、なにかクセがあっても、キラリと光る突き抜け感を感じることが多いが、デクリビティは優等生的。
均一フレックスに感じたが、トップとテールはキャップで、足元センター部はサイドウォールを備えるアルマダ構造。
対抗馬で思いつくのは、ヴェクターグライドのアベントューラメタル、４FRNT辺り。
プレイフルなアルマダっぽくないという勝手な先入観が払拭された。目的ごとにいい板が作れる実力を持っているアルマダと認識が変わった。
【↑↑】パラレル操作ができるスキーヤー向け
