プレチューンナップ ソール編

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保護用ワックスが塗布されていた。

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とにかく色々とこする。
スクレーピング、スチールブラシ、ブロンズブラシ、ファインスチールブラシ。
研磨剤入りパッドでもこすって、クレンジング。
クリーナー溶剤でもふき取り、ピーリング。

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すっぴん素肌♪

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安価でリーズナブルなモデルのソール素材は、エクストルード。
パラフィンワックスは染み込まないので、コーティング系でいこうと思う。

来季は、dpsのファントムと、チームレスキューの無双のコーティング系と、
従来のシンタードソールにパラフィンワックスを浸透させてを比較してみようと思う。


コーティング剤は白い粉。
エッジ際に塗布するコールドパウダーと似た施工手順。

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アイロン140度で、溶かしながら広げる。
塗布性もコールドパウダーと似ていて、あまり広がらない。
塗れていないところに溶かして塗り広げようとせずに、パウダーを追加してアイロンを押し当てる方が確実でした。

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へこんでいるパウダーポケット部分は、案の定アイロンが当たらない…。

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そこで秘密兵器っ!!
カンダハーオリジナルツールのハロゲンワクサー。
ワックスフィーチャーの個人版ですね。非接触で、固形ワックスを液体にする。
本来は浸透量を増やすためのツールなんだけど、3D形状ソールへのワックス塗布はこれしかない。

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無双パウダーを慎重に溶かす。
融けたら素早くアイロンペーパーで塗り広げる。
上手くいった♪

3D形状を4Dと言ったりするメーカーもある。
3Dプリンターで造形できる時代、複雑な凹凸形状に対応できるようになって、その発想を、設計思想を、スポイルすることなく味わいたい。
手のかかる子ほど可愛い♪