トップのロッカー度合いは派手に反り上がっている形状。
トップもテールも、ちょっと見ないシェイプ。
試乗会を巡っていて見掛けたことがないので、目についた。
トップシートにモデル名「ジョンダノ」の記述はない、左右ともブルーモリスとだけ。
メーカー担当者にカタログを見せてもらいモデル名が分かった。
モデル名は、ジャンレノのような誰かの名前か、どこかの地名かと思ったが、山形弁らしい。
「上手」を「じょんだ」と表現するようで、「上手だの~」の意。洒落ている。
青森製だが、山形の渡部浩司さんが大会に出るために開発されたようです。
シグネチャーモデルの趣がある。
メタル入りの安定感。速度に強い。ひたひたなウェット感のある乗り味。
派手に反り上がっているトップがパタつかない、不思議?
不要な振動がないことで速度域を高めていることに貢献している。
フレックスは硬くないけどしっかり感も併せ持っている。
太いのに、キレがある。エッジグリップは強め。
トレードオフになる性能を両立していて、なんか凄さを感じた。
コンペティションを想定したモデルなので誰でも扱える訳ではないが、扱えるならば適用できる雪面コンディションは幅広い。適用できるというより攻めることができる強さがある。
バックカントリーの滑りにくいナチュラルな雪面でも滑落せずに足場感になると思う。圧雪コースではタテに踏んでいける。
5月のザブザブ試乗コースでは、沈みがちなフルキャンバーの競技モデルよりも滑走速度は高かった。ロッカー形状と凹凸をいなすフレックスと振動吸収性の高さで、荒れたザブ雪コンディションで不安なく速度があがる、気持ちいいぃ~♪
S-Potion4.0とコレの2台体制で、上級者が雪山全体をどんなコンディションでも攻めることができますね。
ピンというよりビビンときました。コレ欲しいです。
試乗会腕章の返却時のアンケートで、印象が良かったモデルで真っ先にジョンダノを挙げた。
シーズン最終の滑り納めの日に出会ってしまうなんて、いろいろと決まったり固まったりしているのに、罪だなぁ…。
ビンディングは、チロリアの最新プロテクターアタックかな。
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