
試乗サイズ170cm、センター幅72mm、サイドカーブR14m
う~ん、ADDIKT PROと見た目が非常に似ていますが、全くの別物に感じました。
こういうのも造れちゃうんですね、サロモンは。
儲かる商材モデルだと感じました。値段は試乗会場では分かりませんが、量販店に並んでコレとPROとの価格差からこのモデルを選択する人は多いと思います。実売価格を知らないのに断言します、コレを買う予算があるなら他にもいいモデルがありますよ。skibumから言えることは試乗してみましょう。
ブレードテクノロジーのポリマーパッドに似た意匠は、優良誤認の違法性にギリギリじゃないでしょうか。機能が実装されていないのに、機能が付いているように誤った認識をしてしまいます。柄という言い逃れは厳しいレベルだと思います。
消費者庁「景品表示法に関する情報提供・相談の受付窓口」
実際に滑ってみてもS/RACEやADDIKT PROのタワミは感じられませんでした。まぁ機能が無いんだから当たり前ですが…。

ソールの見た目も抜かりはありません、PROとソックリです。コストを掛けるところが違うと思います。これって世界モデルなのか、日本限定モデルなのか? アメアスポーツの日本スタッフは、昭和の価値観で商品企画をしていることの現れですね。
実売価格が分かっていないのですが、物凄く低価格だったら、スキーヤーの裾野を広げるモデルになるかもしれません。もし気取った値段を付けていたら、skibumの知り合いだったら購入を控えさせます。skibum所有の板をワンシーズン貸すから、試乗してから決めろと。
軽量です。振り回しやすい操作性と、そこそこのハリで初中級者の速度域には十分耐えます。
でも、量販店に並んでいるキャップ構造のセットスキーのよく出来ている版の印象でした。
よく出来ている度合いの価格なんだと言われれば、反論はしませんが、もう近づきません。
最終判断は実売価格を確認できてからですが。
ただ、サロモンというブランド価値を下げる、信用できなくなる、モデルでした。
サロモンステーションのレンタルにひっそりと並べるならば、納得です。