試乗サイズ168cm、センター幅71mm、R15m
値付けを最優先に企画されたモデル、税込99,000円。アルペンの試乗受注会でオーダーすれば実売7万円ほどになる。キャップ構造のセットスキーより若干高い値付けだが、値段の差の価値があるのか…。
ほぅ、セットスキーよりも乗り味はいいです。軽くて軽快ですが、１級の大回りの速度域はこなします。アリですね。説明ステッカーが板に貼ってなかったら、この値段と分からない乗り味でした。
格付け番組で出てきたら15万円と答えてしまうと思う。
サイズバリエーションは豊かです。150、156、162、168、174と選べるラインナップ。
年金生活で買い替えることになったら、候補の筆頭モデルになりそう。
スキーに注ぐ情熱が低体温なスキーヤーは、試乗会には参加せずに、展示会にも出向かず、店舗に並べられている板を価格で判断する状況で、手に取ってもらえるか。
コスメも派手すぎず、地味すぎず、クセや欠点がない形に仕上げられていて、いい塩梅です。
何より安く見えない。
30万円越えモデルが続々と、当たり前のようにリリースされる昨今。その差額の価値を改めて考えさせられるモデルですね、スピットファイア。滑るだけなら、コレで十分です。
