BLASTRACKブラストラック Versantヴァーサント

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来季投入の新モデル「ヴァーサント」
モデル名は、「山の斜面」と「精通・熟知」のダブルミーニング。大人っぽいニクイ名前。
センター幅103㎜。ファーザーの兄貴モデルという位置づけ。
ロゴが小さくシンプル、明るめ配色でコスメは好み。
ブラストラックは、デニムやチリメンなど布地をコスメ柄に使っているけれど、これは麻っぽい柄。
テール形状はエリキサーっぽくて、トップ形状はファーザーっぽい。

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サイドカーブをグラフ化してみると、エリキサーやブレイザーより小さな半径だが、ファーザーよりは大きい。


100mmオーバーにしては圧雪でかなり調子がいい。角付け角度もかなり倒しこめる。スピードに強く安定感があるが、軽快な操作性も併せ持つ。やるなぁ…、楽しい♪
センター103㎜でメタボ体重でも浮かせてくれる。

オガサカのファットスキーは、トップ部分の操作性に特徴があると感じている。ロッカーでもトップの反応がいい。ヴァーサントもその特徴を持っていた。
トップとテールのロッカーで接雪長が短いことによる足元クルクルの操作性だけの他ブランドと、一線を画す巧みなシェイプ設計。

今一番熱い100~119mmセンター整地と非圧雪の両刀使いモデル群の中で注目モデルになりますね。
アルマダTSTやJJ、アトミックバンテージリチュアル、4RENT、RMUアポストールなどの対抗馬。
ヴェクターグライドのアベントゥーラ・グラスとは直接対決、若干ヴァーサントの方が速度域が高いかな。
競技や基礎を経ているスキーヤーにはしっくりくるエッジの捉え感。

ブランド内でもブレイザーやET-9.0と言った他のモデルを喰っちゃうデキの良さ。
既に整地用のかっちり競技や基礎板を一本持っていて、非圧雪メインのファット追加にマッチする。

【↑↑】パラレル操作ができるスキーヤー向けの印象

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