センター幅95mm、試乗サイズ169cm。
クセのない普通のキャップ板。
キャップ構造としては一般的な軽量度合いだし、速度域も一級大回りはこなす。
ゲレンデ滑走が普通にできることが、パークモデルとして若干違和感を抱きながらの試乗。
いくらなんだろう??
値段で評価が変わると思う。
帰ってきてからメーカーサイトで詳細確認。
来季からの新規モデルで、去年の試乗で一番衝撃を受けたリ・バースからのステップアップを謳っている。
そして、ステップアップしている項目は、整地性能。
太さは95mmで同じでもフレックスを硬くしていることで、パウダーでの滑走性能が若干上がっている。
逆にパークブランドなのに、トリックやパークの性能は低め。
シンタードソールでワックスを良く染み込ませて、滑走性を上げる手を掛けることもできる。
試乗の印象通りでした。
ゲレンデ滑走メインで、巡り会えたらパウダーも楽しめるコンセプトのようです。
“発端”というモデル名を、フリーライド導入にて実現するには、やはり値段じゃないかな。
リ・バースと同価格帯ならば、かなり先進的なキッカケになると思う。
コスメもいい雰囲気です♪
ブラボースキー2020 Vol.1に価格が載っていた。
定価5.5万円。
凄いぞ、このモデル。
同じ太さの対抗馬は、9万円前後。
ちょっと高いモデルだと2本買える。
価格差だけの性能差や乗り心地の良さがあるのか、う~ん、悩む。
シンプルで安価なキャップ構造にシンタードソールの滑走性を与えて、最低価格帯。
ベンチマークにすると、他ブランド・他モデルは厳しい評価になるなぁ…。
映画インセプションでは、アイディアの発端を夢に植え付けて、自分自身が思いついたと思い込ませる。
スキーのインセプションは、フリースキーの発端だけではなく、スキーそのものの発端にもなりそう。
これでハの字から初めてもいいと思う操作性と滑走性があって、セットスキーの価格帯に入る。
自由なイメージというか、イメージがないのが自由。
うふふふっ