夏のスキー場イベント「八ヶ岳スターウォッチング」
乗り慣れているリフトなのに夜だとドキドキ…。
暗くて景色が見えにくいからなのか、乗車時間がいつもより長く感じる。
すっきりしない天候でモヤの中をリフトが通る、オレンジ色の作業灯と相まってちょっと幻想的。
光の届かない林の奥が本当に真っ暗で、山の暗さ、光のありがたさ、心細さを感じながらのしばし宙ぶらりん。
山頂に到着すると、スキー場よりコーンスープがふるまわれ、身も心も落ち着く。
かなり涼しいというより肌寒い。
薄手の長袖ジャケットでちょうど良い。ダウンを着込んでいる参加者も居た。
100名弱ほどの参加者が山頂に集合すると、作業灯など照明をダウン。
自然相手のイベント、企画通り・予定通りにはならない、8月はカミナリで中止。
今回も雲やモヤの切れ間からの星空観測。
ベストな観測状況ではなかったが、解説のゲンゴロウ先生が面白くて楽しめた。
笛を吹き、歌を歌い、思いのほか芸達者。
柔らかな口調でパソコンを駆使しての解説も分かりやすく、普段夜空を見上げることなんてしない私でもフムフム。
画像で星座の形を教えてもらい、先生がレーザーポインタでモヤの夜空に位置を指し示す。
しばらくしてモヤの切れ間から見える星の位置がそのまんまピッタリで、先生すごいっ!!
知識というより、星空を体現している。
標高1900mでは“天の川”の観測がお奨めとのこと。
切れ間から“天の川”が見えた時は、確かに凄かった。
限られたタイミングだったので、返ってありがたさが増して拍手も起こるほど。
でもどうやら本来はこんなもんじゃないらしい…。平面ではなく立体的に宇宙や銀河が感じられるらしい。
次回は10/13(土)
また行ってみようと思う。