スキージャーナル1月号に来季バキュームフィットブーツのインナーブーツが新しくなるとの記事。「ウルトラロン」という素材に変わり、“馴染み”が良くなるらしい。ウルトラロン素材メーカーのHPだと、スノーボードのブーツでも、防具やマリンスポーツギアに使われている。K2、ダルベロ、フルティルト、スカルパにインナーライナーとして供給実績があるとも謳っている。ふ~ん、特につま先が今季モデルよりも調子良さそう…。
今季のインナーブーツ自体は普通。でも、アウターシェルの自由さと比較すると、インナーブーツの方が変形しづらい、“馴染み”はヘタリ。
今季インナーブーツの足底にはアルミが貼ってある。来季も継続してもらえると嬉しい。
ブーツの構成パーツ、個別の使用感
・アウターシェル :
素晴らしいフィット感、見た目も滑らかな美しい形状の仕上がり。
5回成形できるけど、一発で決まっている。
気温による硬度変化が少ない。
・インナーブーツ : 普通 → 来季変更で馴染み向上
・インソール : 好みのものに換装は必要
・フットベッド : ダルベロのように角度変更を試してみたいが、現状で問題ない
・パワーベルト :
ベルクロの先端にふわふわと付け根のイガイガの順番が逆の方がいい。
付け根のイガイガが露出していろんなものに引っ掛かる。
ブースターストラップに換装もあり。
これで死角がなくなる。
手塩に掛けて育ててきたフルチューンナップやフォーミングの歴代ブーツの2シーズン目のフィット感を一か月ですでに超えている。来季ウルトラロンインナーブーツに入れ替えると、3シーズン目の具合を超えるかな? 期待できるウルトラロンインナーブーツ。