表紙がスキーヤーじゃない号が面白く感じる。気のせいかもしれないけど10月号はためになる。
カスタムフェア全会場総合人気ランキングは、世間の売れ筋がよく分かる。
スキー、ブーツ、ウェア、ゴーグル、ヘルメット、全て一位を身に付けているスキーヤーを密かに探してみよう…。
意外と居そうな組合せ。
ヘルメットとゴーグルは、各メーカーの特徴記事に加えて、インプレッションがなんだかとっても参考になる。
ただ、ヘルメットは現物合わせのフィット感の方が優先順位が高く、機能性は二の次なのでメーカーの思惑通りにはいかず難しいギア。
ゴーグルの記事は、フレームに絞って紹介されているけれど、メインとなるレンズの説明も欲しかったな。価格にも直結するし、若年層向けデザインのスノーボーダーブランドとの差別化にもレンズの平面/球面・非ミラー/ミラー/次世代は大きなファクター。
あと、意外な盲点として耐用年数がヘルメットとゴーグルは違うんだよね。ヘルメットはストック並みに長く使えるので、アゴ紐の違和感や操作性、頭を振った時の重量感、横や後ろからのルックスも含めて現物吟味をしつくして妥協を排除した方がいい。その事前情報として参考になる記事。
今、一番知りたかったアンダーウェアのインプレッション。
サーモグラフィ画像も雑誌ならではの情報で有難い。文章では具体的な数値を挙げていないけど、最大・最小・平均の値が特性の理解に役立つ。
定番、CW-Xやskinsのサーモグラフィ見たかったな。
ソックスも極薄micoの一芸突出評価が知りたい。
暖かさでトップ選出されたモンベルのアンダーウェア、モンベルのラインナップの中で保温性は下の方のモデル。同じ糸でも厚いモデルもあるし、保温性を謳ったメリノウールの糸を使ったモデルはもっと暖かいってことになる。他ブランドと比べると、お手軽な価格帯だし試してみた方がいいかな?
快適性トップのファイントラックのアンダーウェア、ドライレイヤーにさらに保温性が高いモデルがラインナップされている。その場合、モンベルと比べるとどうなるんだろう。悩みが深まってしまっている…。
アンダーウェアの快適性や、ヘルメットの安全性などは、レベルを問わず雪山に踏み入れるみんなが恩恵に預かれるもの。
オフシーズンにわざわざ専門誌を手にする価値がある一冊。