「skier 2021 GEAR CHOICE」読み込み③

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雑誌を色分け → 太さ分類 → カテゴリ分類と読み込んできた。
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グラフを眺めていて思いつくのは、カテゴリが多く重なる80mm台。
試乗していて一番戸惑うことが多いサイズの実感と、グラフが重なっている。
パーク用とか、ツアー用とか、説明されないことで乗り味や対応速度などで戸惑うこともある。
ただ、先入観無しで、新たなモデルとの出会いが生まれていることも面白味かな。

カテゴリが重なるということは、今のデファクトスタンダード的なサイズは80mm台とも言える。
ギアチョイス記事でも、「日本の雪質では75mm以上」「より高い雪質対応力を求めるなら80mm前後でもいいだろう」とある。
なるほど。

コレクター気質なので一台体制にはなれないけど、よく尋ねられる。
レンタル卒業の一台目を選ぶ試乗候補モデルは、やっぱり70mm台のモデルを勧めるかな。
そして、ロングセラーモデルを試乗候補に挙げるな。
・ブロッサム グレイトシェイプ改めいろいろ
・オガサカ ユニティ
・ヘッド スーパーシェイプマグナム
・ブルーモリス 八甲田

ここを基準に試乗モデルを広げていくと、
・アトミック レッドスターXシリーズ
・ヴェクターグライド マキシーGT
・K2 ディスラプションシリーズ
・サロモン S/マックスシリーズ
・エラン アンフィビオシリーズ

初めからシルバーや2級の種目が視野に入っているならば60mm台のロングセラーモデル。
・ヘッド i.SLR or i.GSR
・オガサカ AZシリーズ
・フィッシャー RC4 W.C. SC
・クナイスル レッドスターSC
・ストックリ レーザーCX

楽を優先するなら80mm台で軽快な操作性を持っているモデル。
今時の標準的なモデル。具体的なモデルを列挙してみると、なるほど納得感がある。
・ブラストラック エリキサー
・ヴェクターグライド オムニー
・石井MOCU2 ダブルフェイス
・ブルーモリス ジャジーブルーノート
・K2 マインドベンダー85
楽を減らしてターンを充実させる80mm台モデル。
・ヴェクターグライド コルドヴァ
・ブロッサム クロスウィンド
・クナイスル ライドスター
・ヘッド コア87
・ストックリ レーザーAR

整地用を持っていて、二台目ならば90mm以上ですね。
競技カテゴリ内でGS・SL・コブと複数所有しているスキーヤーは多いですが…。
オールマウンテンな非圧雪対応を強めるけど、圧雪コースも滑るのでキレも感じたい。
あと、日本だとコース内の林・ツリーランも視野に入るので、90mmでも浮力と振り回しやすさを備えていると魅力的。
海外ブランドの90mm台は重厚で速度域が高くて安定感優先が多い。シチュエーションが違うし、スキーヤーの体格も違う。
日本で使える軽快系モデル
・ライン ブレイドW
・エラン リップスティック96
・フィッシャー レンジャー94FR
・ヘッド コア93
・オガサカ Eターン9.8
・K2 マインドベンダー メタル無し
・サロモン QST92
・ブラストラック ファーザーorブレイザー
・ケイスキー エゾ90
・アトミック バンテージシリーズ
・ライオットスキー インセプションorリバース
試乗候補モデルも多くて面白味の多いサイズ。

100mm台、整地でのターンはあまり期待できなくなり、浮力の優先度が増す。
浮力優先なら110以上の方が物理的に優位で、比較対象がもっと太い方へ広がる。
・ライン サカナ
・ブルーモリスBLP リプリム
・ブラストラック ヴァーサントorマッシヴ
・ヴェクターグライド アヴェントゥーラ

110mm台、ここまで太くするなら、120以上でいいんじゃないかの葛藤が付きまとう
・ブルーモリスBLP 阿吽
・フィールドアース V7

120mm台、パウダー専用機で、シーズンの使用回数は少ない。
でも、それぞれ特徴が際立っていて魅力的、全て欲しい。
・ブルーモリスBLP ラプターorオメガ
・フィールドアース T9
・ライン ペスカド
・ブリザード シュプール
・アルマダ マジックJ
・アトミック ベンチェトラー120

130mm台、人のイメージはどこまで広がるのか、全て並べて眺めていたい
やっちゃった感、振り切った感のあるモデルに憧れる。
・K2 ポントゥーン
・ヴェクターグライド バターナイフ
・ブラストラック シルヴァ

skier 2021 GEAR CHOICE「2020/21ブランド別ギア最新トピックス」 (別冊山と溪谷) - 山と溪谷社
skier 2021 GEAR CHOICE「2020/21ブランド別ギア最新トピックス」 (別冊山と溪谷) – 山と溪谷社