蜂蜜ハニーの芳醇な乗り味。
SXよりも柔らかいフレックス、速度域は落ちているはずなのに同程度に感じる。
レスポンスは落ちている、でもたわみの調整幅はSXより広い。
SXがグ~ンなら、CXはグ~ゥ~ン。
たわみ過ぎれば、詰まったり、不安定だったり、足場感が乏しかったりするものだと思うのだが、ストックリは違う。
オガサカもロシニョールもフィッシャーもヘッドも綺麗なたわみがある。それを凌駕している。
様々なブランドで、自然なたわみを謳った機能を備えるが、目指しているのは“この”たわみなんじゃないかな。
板の感触に加えて、雪面の感触も味わえる。
朝一の整った雪面の気持ち良さはモチロン、午後、人工雪ゲレンデの下地アイスバーンが顔を覗かせても安心のエッジグリップ。ザラメ状の吹き溜まりボサボサの凹凸も気持ち良くいなす。
普通ならSXの選択が順当なのだろうが、CXの方がさらに官能的と感じてしまった。
感じてしまった…、知らなければ良かったかもしれない。魅了されている、虜になってしまった。
【↑↑】パラレル操作ができるスキーヤー向けの印象。
メーカー製造工程映像