初めての月山。いつかは行ってみたいと思っていた憧れの夏スキー。
しかし、訪問初日、山形は梅雨入り。雨と濃霧でどこを滑っているのか分からない状況。
リフト上部にあるTバーは運休、残念。
GPS軌跡を見てようやく全体感が掴めた。
この時期に滑れるところは限られているので、オリンピック選手やデモンストレーターなど有名人多数。
気合の入ったスキーヤーは悪天候が織り込み済みなのか帰らない、リフト待ちが出来るほど賑わっていた。べちょべちょカッパ姿で勇ましい。
雪面がここまで汚れているとは思わなかった。
砂の上を滑っている状態、ワックスは半日で持っていかれてソールは真っ白。
滑走性うんぬんよりも、汚れの付着防止の方に効果を感じるほど、凄いコンディション。
エッジも全てダリングされたように丸まってしまったので、ワックスやソールの樹脂なんて簡単に削られる。
トラバースの際、低速でスルスルと周りの人よりも滑っているのは“ハヤシワックス”の効果。