ICI石井スポーツ2014/2015カスタムフェア @ 東京有明TFT 後編

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ネット画像やカタログでは分からない、わざわざ現物を触れに行く価値あるイベント展示会。画像では表現出来ないブランド担当者の解説も有意義なひととき。
目に付いたいくつかをピックアップ。


●カレラの折りたためるヘルメット
 自転車用ヘルメットの機構をスキーに転用。かぶった時の形状が特徴的。
●ウベックス スイッチでレンズ色が切り替わるゴーグル
 見た目以上にレンズ越しの見え方は大きな変化で効果を感じる機能。
●スウィックス 換気できるゴーグル
 言われなければ分からない控えめデザインが秀逸。レンズ交換も簡単。クリアレンズ付属モデルもある。

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オンヨネのウェア。柏木デモが着ている画像を目にしてきたが、こんなに立体的な質感だとは知らなかった。ヨーロッパアパレルの趣き、昔のスキーセーターの雰囲気が、スキーウェアの平面的な素材の中でアクセントとしていい感じに融合している。
プリント柄はオンヨネでも他ブランドでも多くあるが、リブ編みの素材感は新鮮。
ストックリの板、カスクのヘルメットあたりと、ヨーロピアンなコーディネイトイメージが湧いてきたら、カタログにスイスのデモチームが着ている。あらぁ~、やっぱりそんな感じ、いいじゃない。

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ヴィストヘルメットのOEM供給元カスク。雨や雪の入り込みを抑制する機構に進化している。各社バイザータイプのヘルメットが増えてきたが、価格なりの上質な質感で機構的にも妥協が無くなった。

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軽量化を突き詰めたK2のヘルメット。ただ内貼りも最低限に省かれている。装着感を担保するためにBOA機構内臓。アプローチが面白い。

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現物を見ないと分からない素材感溢れるスキーロジックをICIスポーツが扱うようになった。トイプードルの毛並みを木目の寄木で表現しているのがスゴイ。
SL競技モデルにも木目。あおってみるとしなやか、一般的な競技モデルよりも軽量。タイムを削るより上級者ゲレンデモデルの趣き。
美しい仕上げの板に釣合うビンディングが見当たらない、コーディネイトが非常に難しい…。

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試してみないと分からないなぁ…、と実感させられたCEP(シーイーピー)のソックス。サイズ選びはふくらはぎの太さ、へぇ~。
会場を歩き回って疲れた後のお試しがおススメ。たしかに体感できる。即売もある。

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TOKOの即売コーナー、ありえない驚愕の値付け。それがひっそりと地味目に展示、気づく人は少ない。
たしか2年前のカスタムフェア、モデルチェンジで旧版になるワックスの即売がお得だったが、今回は現行モデルばかり、スゴイっ!!
現地に出向くと出会える好例。

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スキー場ブースにて、ふじてんさんの抽選でリフト券ゲット♪
来週使わせて頂きます、有難う御座います。
足を運んだ甲斐がありました。

フェニックス山ウェアの素材、EPICとDRYVENT、TRANSFER。
トランスファーは、ファイントラックと比較。
ドライベントは、モンベルのブリーズドライテックと比較。
エピックは、フェニックスでもまだ扱いきれていないほどの強撥水。

ジャンルが定まっていない創生期アイテム、ネットでも雑誌でも情報が少なく、貴重な情報が入手できた。

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◆ウェアラブルカメラのマウント
カメラ誌、モバイル誌、スポーツ誌と、どこも関係するが扱いが貧弱。
ウェアラブルカメラの性能の半分は、マウント。
GoProブースにて配布の輸入代理店タジマ独自編集のマウントカタログ。
ICIのジーガーや、カンダハーのレーシングフリーク並みの独自性と参考になる情報が凝縮された冊子。
シナノさん、マウント内臓ポールをお願いしますっ!!

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◆GPS端末
山専ガーミン、カメラ搭載GPS、スキー限定のRecon SNOW2と、GPS参入のジャンルは幅広い。データ計測の技術は落ち着いてきた印象だが、取得データの活用の仕方・見せ方のバリエーションが各社面白い。
小さなブースだったが貴重な解説が聴けたSUUNTOのGPSモデル、腕時計以上にクラウドアプリMovesCount.comが良く出来ている。トレッキング・トレラン・自転車・スイムなど種目の汎用性が高く、心拍計との連動データも見事。

刺激的で実にためになるイベント。愉しかった余韻に浸っている、うふふふっ…。