長野全県シーズン券にエントリーをして、長野つながりで統計情報を確認。
営業しているスキー場は、86箇所。ピーク時の110箇所より24箇所減った。ピーク比率で約20%減。
利用者数は、704万人。ピーク時の2119万人より1415万人も減った。ピーク比率で約67%減。
一口に7割も利用者が減ったパイを、各スキー場で奪い合っているのかぁ…。
単純に利用者をスキー場数で割ると、1スキー場あたりピーク時20万人から8万人に。
スキー場経営の厳しさが分かる。
ドラマ「白銀ジャック」の背景も理解できる。
でもね、現状のスキー場のホスピタリティのまま、利用者数が増えるのはイヤだな。利用者の自己責任負担が高く割高に感じるようになるだけ。入場制限しないディズニーランドと同じ。まぁゲレ食はディズニーランドよりはマシなところが多いけど、ガッカリもある。
スキー場は、ディズニーランドと違って幻想は見れないからなぁ、重力で滑り降りる難しさの現実を突きつけられるだけで、ゲレンデマジックのハッタリも浮かれた若者限定。
多分、お母さんが楽しめない価値観で形作られているところに問題の本質があるような気がする。お母さんに対するホスピタリティ向上がそのまま全利用者の裾野の拡大につながると思う。
大抵のお母さんは、スキー場に行きたいとは思わないし、思っても自分でスキー場に辿り着けませんからね。行ってもいいかなぁと思って、連れて行ってもらっても、トキメキが失せることばかり。出発前も自宅に戻ってからもやることが増えるだけだし、お母さんを楽しませるハードルは高い。