RDと付いているモデルよりフレックス・トーションとも柔らかめ。スーパーシェイプスピードと同程度かさらに柔らかめ。それが丁度良かった。
速度域、操作性、キレとズレ、全ての塩梅が調子良くて気持ちいい。
普通なんです、特徴的な何か機能がある訳でもなく、バランスなんですよね。
訊けば競技板のセカンドモデルクラスの中では10万円を切る価格設定らしく、さらに魅力がプラス。
コストパフォーマンスがオガサカトライアンS並みの掘り出し物感が溢れるモデル。
各メーカー来季は軒並み値上げのようで12~16万円のレンジへ移行される中、いいものみ~つけた♪
今季は、iSLXというモデル名だったらしい。流行りの芯材のスカスカ感がなくて詰まっている、好み。
モデルラインナップを確認してみたら、
i.SL RD
i.SL
i.SLR
の序列らしい。
モデルの位置付けが分からず先入観なしで試乗して、相性のいいモデルと出会う喜びと驚き。
試乗会は、板との相性を探る出会いの場。
表面上は板を選んで良し悪しを判断しているが、実は自分自身と向き合う機会でもある。
板探しではなく自分探しとなる試乗会。
試乗会が愉しいのは、自分自身が気づいていなかった一面に気付けるからなのかもしれない。
たくさん試乗して出会いを重ねてきたが、全体の印象の比率は、
2割ぜんぜんダメ、全く相性の悪いモデル
7割まぁまぁ、悪くはないけど欲しいと感じられないモデル
1割おぉ、ほぅ、と感情が沸き立つ相性のいいモデル
どうやら相性のいいカテゴリは、競技板のセカンドクラス。いわゆる基礎板カテゴリのモデルはしっくりこない。
・ヘッド REBELS i.SLR
・フィッシャー RC4 WC SC
・オガサカ トライアンS
トップモデルではなく基礎カテゴリでもない地味な位置付けなので、相性がいいのが1割と低くなる要因。
なので、丹念に試乗しないと出会えない。試乗会巡りは続く…。