新しくスノー雑誌が発刊。スノーカルチャーマガジン
「http://stuben.upas.jp/」
Amazonでは買えない雑誌。
“文化”の切り口で雪山を語る。
流行ではなく、スポーツでもなく、雪山文化となった人の営みの積み重ねにフォーカスしている誌面。
紙質が違う、レイアウトが違う、雰囲気が違う。
「斜面に雪が降って滑る」という原点は揺るがないスキーなので、受け手や読み手に前提知識や能力を求めるハイカルチャーな方向とは馴染まない。大抵、「御託を並べる前に目の前の斜面を滑ってみろ」と言われることを踏まえて、あえて御託を並べてみる試みがオモシロイ。
値札の付かない“文化”を話題にして語り合えるのは富裕層。
星野リゾートなんかのラグジュアリーホテルのラウンジに置いてありそうと思って読み進めていたら、あらっやっぱり、星野さんのコラムがあった。
写真家による編集なので、沢山写真が掲載されているが、読み物もしっかり充実。そして面白い。
この写真や記事の質を維持するには、年一回の発刊も仕方がない。来年も期待♪
今シーズンは、skierとStubenと、2冊も新しくスキー雑誌が発刊されるのは実に嬉しい。
それも両極端。ちょいと下世話で庶民的なskierと、文化的なStubenと、スキーの世界感が拡がっている。
拡がるだけじゃなくて、熱もおび始めている感じ。
“疾風ロンド”の映像化にもいい時期なんじゃないかなぁ…。野沢温泉のゴンドラが掛け変わっちゃうし、原作プロットを維持した映像にするなら、今でしょ。