センター幅66mm R14.8m、ゲレンデにて使いやすい、日本だと基礎の中大回りシェイプ。
モデルチェンジではなく、来季からの新規モデル。
競技板の重厚感まではない、最近の基礎板は軽量化が進んでいるので、それらよりはしっかり。
LASER SXよりもフレックスは強い印象。
WRT > SX > SC > CX こんな序列かな。
強いけどキレイにしなやかにたわむ。
たわみからの返りで板は、前に前に走る。
競技板の過敏なエッジングではなく、いい塩梅。でも、決して甘いわけじゃない。
いわゆるエキスパート向けのモデルは面白いですね。
他ブランドの対抗馬も特徴があって、どれも納得できる。
しっとりウェット系だと
オガサカ TC-M*
ロシニョール HEROマスター
ヘッド WC REBELS
辺りかな。
どれも違うけどみんな気持ちいい。どれとも違う気持ち良さ。
この差を表現できる観点がないかなぁ…。
このところ基礎トップモデルの対象スキーヤーが下がってきている印象を受ける。2級受験者、要は3級レベルのスキーヤーが扱えるトップ名称のモデルが増えていて混乱している。
扱いやすくして、対象者を増やし、販売台数を増やす狙いは理解できる。
ただ、対象数は少ないかもしれないけれど、1級以上、競技以下の層も存在して愉しんでいるので、WRTのように新規モデルが登場するのはホントに嬉しい。
あと、アラフィフメタボオヤジは体力の衰えも気になる。この手の強く早い板に一日中乗れなくなる日が近いと思う。
楽な板は増えているし、いつでも乗り換えられる。乗れるうちに乗って、この気持ち良さを味わい尽くしておいた方がいいような気がしている…。