FISCHERフィッシャー RC4 W.C. SC

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センター幅68mm、試乗サイズ165cm。
定番モデルですね。相性もとってもいいので、繰り返し試乗しています。
昔に芯材がカーボンのSCを所有していたことがあります。

2019モデル
2018モデル
2016モデル
2015モデル

CURV、RC ONEと、違和感を抱いて相性が合わない新シリーズに戸惑っている状況で、フィッシャーはやっぱり競技モデルなんだなぁ…、と試乗すると繰り返し納得しています。
強面な面構えですが、クセがなく、しなやかで、ハンドメイドブランドのモデルのような上質感があります。
ゲレンデコンディションの適用幅が広いです。人工雪ゲレンデの硬いところで怖くない。
プライズレベルが本来のターゲットだと思いますが、3級以下でも扱えるスキーヤーが居る素直さです。

とっても勧めたいモデルなんですが、輸入量が少ないのか、ショップで出会えません。
まぁ、競技モデルなので、並びにくいことは分かるんですが、メーカーやショップは、CURVやRC ONEを売りたいんでしょうね。

ゲレンデでレーシングワンピ姿じゃないスキーヤーで、たまにSCを見かけます。
ハートのサーキットSTデモSPとか、このSCとか、「おっ、選んだんだぁ」と、密かに一目置きます。声を掛けたりはしませんが…。
そんなスキーヤーの滑りは、大抵、巧いんですが、SCでハの字が残っているスキーヤーを見掛けた時は、SCに辿り着いて選んだわけじゃないと思うけど、いい環境の中でスキーを愉しんでいるんだなぁ…、と感じます。
流行りや機能ではない価値観で、スキーを捉えている仲間の中に居るんだろうなと、想いを馳せました。

裏を返すと、CURVやRC ONEは機能を謳いすぎなんじゃないかな。
機能という名のコストダウンだと感じます、SCのような真っ当感を感じるモデルに試乗すると。