試乗サイズ182cm、センター幅96mm、R20.0m。
メタル挿入されている安定感を感じるウェットな乗り味。
速度域が高く、整地向きな印象でした。
XDRシリーズの後継シリーズでしょうか…、XDRよりスタンスは圧雪や悪雪での安定感が図られていると思います。
センター幅は浮力方向よりも安定方向に貢献している感じで、非圧雪の雪の中で振り回すのは得意ではありませんでした。
やはり5キロぐらいのコースをロングクルーズするのに、少々荒れていても、体重があっても、かなりの速度で楽に降りてくるシチュエーションに向いていると思います。
海外ブランドの新シリーズはこの系統の乗り味ばかりが登場するので、海外ではこの系統が主流なんだと思います。
「整地に強いファットスキー」と表現されると思います。ファットスキーの分類ではなく、標準的な太さなのかもしれません、海外では。
日本でも好みのスキーヤーが居ると思いますが、板が設計された想定シチューエーションに日本ではなかなか出会えませんね。
想定速度で日本の一般的なゲレンデを飛ばすと暴走スキーヤーと呼ばれると思うほど、速度に強いモデルでした。
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