板のカタログページにセンター幅の値が記載されるようになった。
蛍光ペンで10mmごとに色分けをして、読まなくても眺めるだけで判別できるようにしてみた。
RACEカテゴリは、基本60㎜台の赤色ばかりになった。
シェイプデータ未公開モデルも結構多い。
GS系で70・71mmの青色が数モデルある。
速度域が一番高いRACEカテゴリなので、
スペックデータからは分からないフレックス・トーションも一番硬い。
DEMOカテゴリの掲載100モデルの内訳
60mm台:51モデル
70mm台:48モデル
80mm台: 1モデル
基礎・デモというカテゴリは、日本特有で世界的にはない概念なので、出自が入り乱れている印象。
60mm台と71mmまでのモデルはRACEカテゴリが出自だと分かる。
検定目的で種目を上達したいスキーヤーは細目のモデルを選択した方が速度域も含めてマッチしますね。
太い方は、ON PISTEオールラウンドカテゴリが出自なので、愉しさ優先。
検定を受けないスキーヤーは、太めのDEMOカテゴリと、オールラウンドなON PISTEカテゴリからチョイス。
圧雪されたコースで、キレもズラシも自在。
ON PISTEオールラウンドカテゴリの掲載130モデルの内訳。
60mm台:22モデル
70mm台:82モデル
80mm台:23モデル
90mm台: 3モデル
60mm台はRACE系統のモデルと、モーグル系統のモデルですね。
デモのページにあるモデルよりフレックス・トーションが柔らかいので、体重の軽い小柄なスキーヤーや、スピードを出すことが苦手なスキーヤーにいいですね。
デモに分類でもいいと思う。
70mm台がオールラウンドカテゴリのメインシェイプ。
ロングセラーモデルの、ヘッドのマグナム、オガサカのユニティのイメージ。
検定種目に興味がないなら、70mm台の方が雪質の適用幅が拡がる。
80mm台もオールラウンドカテゴリのメインシェイプだと思い始めている。
ロングセラーモデルだと、ヴェクターグライドのオムニ、ブラストラックのエリキサーのイメージ。
楽にずらして下りてこれることが第一優先。テクニックがあればキレも引き出せる。
90mm台は、オールラウンドなんだろうか、オールマウンテンのような気がする。
記載されているのは、アルマダのレディス向けビクタ93と、ラインのブレイドのメンズとレディスの三台。
二台体制なら、60mm台のフルキャンバーと、90mm台のロッカーモデルの組合せがいいなぁと思うけど、
一台体制としたら、70mm台と80mm台のどちらから選べばいいのだろうか…。かなり難しい問いだ。
板だけで考えると滑走性能になるけど、全体のスタイルかも…。
70mm台のコスメはRACEやDEMOのイメージ。ウェアやブーツもそのスタイルが好みなのか。
80mm台のコスメはフリースタイル系が増える。
skier 2021 GEAR CHOICE「2020/21ブランド別ギア最新トピックス」 (別冊山と溪谷) – 山と溪谷社