海外メーカーの競技入門モデルとは異なり、日本ならではの技術選向け小回りモデル。テクニカルコンペティションTCシリーズ。
今年や一昨年のTCシリーズの小回りモデルは感銘を受けたが、来シーズンモデル、実はピンっとこなかった。
戦闘モデルの先入観がいけなかったのか…？ 闘争心が駆り立てられるつもりで試乗したので、少し肩すかしを食らった感じ。
対象レベルが若干下がった印象、良く言えば操作性が向上。技術の演技をするためにチューニングした結果なのだろうか。
今年までのモデルは、ターン後半の切れ上がりやコブでの発射傾向を抑え付けて乗りこなす楽しさ、逆に言えば扱いにくい部分が、来シーズンモデルは払拭されている。
フレックスもトーションも柔らかくなっていると思うが、不安感はない。この辺りの乗り味はさすがオガサカで単純じゃない、単純なサンドイッチ構造ではない工夫が活きていると思う。
凄い板からいい板になった印象。
