OGASAKAオガサカ KOS'S KS-GX

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センター幅67.5mm、試乗サイズ165cm。
ケオッズシリーズの次男坊GX。

今季モデルで来季も継続のKS-RT長男と、実に似ている操作感や速度域の次男坊でした。要はレベルが上がって裾野はそのままな印象。
今までの次男坊CTやCXとは明らかに違う。
構造は異なり、RTはキャップとサンドイッチのハイブリッドのツインキール。
エッジングのグリップ感は、RTの方が強い印象ですが、振り回し感や速度域などはおんなじに感じました。

GXは、サンドイッチ構造のシェルトップで、エッジグリップは素直です。
真ん中、スタンダード、ベンチマーク的モデルです。
一級レベルの上級者から中級・初級のスキーヤーまで、試乗せずに手に入れても後悔しない。
レンタル卒業の一台目として手に入れて、一級受験まで使える適用の幅広さを感じた。
ヘッドのスーパーシェイプだとマグナムからスピードまで、これ一台でカバー。

レベルが上がったことで、価格の意味が大きく変化しますね。
GXはビンディングがセットで、他メーカーと購入比較がしやすいです。
オガサカはビンディング別なので、「で、総額はいくらになるの?」が常で面倒でした。
価格も戦略的な値付けだと思います。ビンディング込税抜9.9万円。
「オガサカはいいけど高い」と言わせない。

色も、白・青・赤の三色が選べる。
色が気にくわないなんて要らぬケチのつけようがない。
サイズも150cm~170cmまでと豊富。

一級受験が視野に入るモデルの個人的な価格のベンチマークは、ヘッドのi.SLRやi.GSRでしたが、来季KS-GXのレベルが上がったことで同一価格帯に入ってきた認識です。
KS-GXよりも高いモデルは多くありますが、その価格差が納得できるほど、乗り味や操作感の差が魅力と感じているか、購入スキーヤーが問われることに変わったと思います。
バランスの良さでKS-GXに対抗できるモデルは少ないですからね。
特徴を出すと、ハマるといいけど、外すとクセとなって嫌われるリスクとなってしまう。

カタログを眺めているだけだとセカンドモデルとしか認識できないけど、試乗してみると価値が上がっている物凄い攻めのモデルだと気づかされました。

OGASAKA(オガサカ) ニットキャップ KT/BK 1535398
OGASAKA(オガサカ)
2014-12-10

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