センター幅92mm、試乗サイズ177cm、R=18.0m。
いい、実にいい芯材。今まで感じたことのない感触。
海外サイトで芯材をコルクに変更された情報を見かけていた。
でも正直、そんなに期待していなかったので、試乗会の一番最後に乗りました。
ブラストラックのヴァーサント超えの好み♪
太さ違いを試せばよかった…、失敗しました。
どこのメーカーでも軽量化が進んでいます。
登り板ツアーモデルは軽すぎて、滑走時の乗り味は今一つです。
オールマウンテンモデルでも軽量化によって、カラカラとドライで空洞感のあるモデルが増えました。
空洞感が抑えられているモデルでもカサカサ感を感じるドライな乗り味です。
カラカラでドライな板は、パリッとしたフレックスであんまりたわみません。
速度が高い時の振動も、悪雪の凹凸による振動も、そのままスキーヤーに伝わり、楽しくありません。
圧雪コース、フレッシュパウダー、トラックの入った非圧雪、重い悪雪など、すべて速度と振動が異なります。
振動抑制や悪雪での突破力を向上させるために、ほとんどのメーカーは軽量金属を挿入をします。
形状は工夫されていますが、金属なので、重くなります。
重くなると板を振り回す操作性は落ちます。
要はトレードオフの関係で、バランスなんですよね。
そのバランスがスキーヤーごとに異なり、好みが出る。
サイドウォールのあるサンドイッチ構造のようです。
今季モデルも好みでしたが、来季モデルは見事に好みにハマって、欲しいモデルNo.1にっ!!
滑り仲間からは、サロモンってイメージは無いと、ダメ出しを受けています。
決してキワモノ好きじゃないし、ブランド信仰でもなく、
まっすぐに乗り味で選んできたコレクションにQSTが加わっても個人的に違和感が無いんだけどなぁ…。
メタルではなくコルクで振動抑制。
コルクダンパーインサートの中身が詰まった感でしっとりな乗り味と軽量化の両立。
XDRより圧雪コースへの適用は薄まっているQSTシリーズのはずですが、気持ちいいターンが出来ました。
中身が詰まった質量感で、重い悪雪の適用性も高いはずと感じました。
今後の試乗会で、QSTの太さ違いをさらに試そうと思います。