来季新規投入モデル。なんて呼ぶモデル名なんだろう?
外人さんのスカしたセンスなんだろうけど、口に出して呼べない、呼んだものと文字表記が一致しないモデルは普及の足かせになると思う。
実際、同行者に試乗を薦めるときに「ノルディカの芯材透けてる、ウンギーだかニギーだかエヌアールなんとかというやつ」と伝えていた。
新規モデルなので、どこの試乗会でも見掛ける。オン・オフ両ピステに適用に丁度いいセンター90mm。
さらに新規でモデルに対する固定観念を誰も持っていない。
いっぱいあるのにだれも知らず、どのスタイルのスキーヤーにも対応するシェイプ。
なので、このモデル、スキーヤーの試金石になる乗り味。
それは、パラレル操作の可否。
滑走中に左右の足の間隔・スタンス幅が開いたり閉じたりするスキーヤーは、このモデルを評価できないと思う。
カカトの押し開きが主要操作で滑っていることがバレる。
2級を持っていても、「悪雪やパウダーが苦手なんですぅ」と言っている”なんちゃってパラレルスキーヤー”を炙り出す。
級なんかなくてもパラレル操作できるスキーヤーは、このモデルの軽量化の恩恵を受けられる。
軽量だけど、技量のないスキーヤーは軽快に扱えないからね。
要因は、透けて見えるメタル材でトーションが強化されていること。
dpsやスキーロジックなど、軽量でトーションが強い乗り味が一つ流れとしてあるようですね。
【↑↑】パラレル操作ができるスキーヤー向けの印象