
試乗サイズ167cm、センター幅67mm
今季TC-MUと同一シェイプですが、印象が華やかになりました。
軽量で軽快感を感じました。TCシリーズで一番軽いと思います。
そして、よくたわんで気持ちいい滑走感です。
ターンサイズ、リズム、思い通りに、扱えるスキーヤーも幅広いと思います。
飛ばしても安定しているけど、軽快感も併せ持っていて、扱いやすい万能モデル。
カラーリングも汎用的な黒になって、間口が広がった印象を受けました。

167でR17mとゲレンデ使用に現実的な中大回りシェイプ。
キレもズラシも思い通りな、ドライ寄りのしっとりモイストな乗り味。
オガサカの鈍重な印象がないんです。この芯材の乗り味がハートのサーキットと似ていると思いました。ケオッズシリーズでもハートっぽい扱いやすさを感じました。
似た中大回りシェイプのケオッズKS-XXと比較されますが、TC-MBは棲み分けがされたと思います。
Eターンシリーズと、ブラストラックの棲み分けと似ています。
カタログを眺めているだけでは決して違いが分かりませんが、ちょっと乗ってみると腹落ちしますね。