来シーズンで3年目の新しいメーカーdps。
シンプルなグラフィックで好感。
展示会で持って、おっ!!と感じる軽量。
カーボンや竹などの素材をサンドイッチ構造で使うなど、興味をそそる要素を持っているメーカーを初試乗。
センター幅99mm。184cm(R18m)。
履いてリフトに乗りに行く間だけでも驚く軽量さ、スケーティングの一蹴りが異次元。
ゲレンデ圧雪でも使えそうなプロフィールのワイラー99ですが、パウダー専用機だと感じた。
ロッカーの反り上がりがトップもテールも足元からはじまり接地長が短い。ひねりの操作性はある。
ファイバーグラス+カーボン+竹の複合素材で、トーションもフレックスも張りが強い。先っぽプラプラ感は少ない。
でも、短くたわまない板のターンは圧雪ではつまらない。
落ち着きがない印象で、ゲレンデを飛ばしても安定感がない。
この特性は全てパウダーだと印象が好転すると思う。
となると、センター99㎜では細い、私の体重には。
もっと太いモデルの方がメーカーの意図を感じられるでしょう。
体重があって滑走速度の高いスキーヤーには、高級素材がもったいないと感じる仕立てでした。
体重の軽い人向きのモデルだと思います。