センター67mm。シェイプの3サイズもシェルトップ構造も今季モデルと同じだが、挟み込んでいる素材が変更されている。
日本独自の乗り味。
素材変更でフレックスやトーションが変わったと思うけど、仕掛けて返ってくる反応の調子の良さや、私との相性の良さは変わらずいい。板の質量感というか密度からくる安定性や突破力で足元が頼れる。ノイズフィルター越しのような足裏感。
重厚なメタル競技板とは異なるしっとりウェット系の乗り味は、車ならクラウンアスリートと言ったところ。
クラウンもオガサカもイメージが悪いなど批判も受けるが、人気の裏返しの表れなだけで無くならないし売れ続けるなぁ…、と試乗しながら確信。
安定性に加えて操作性も良く手堅く外さないクオリティ。
海外メーカーの競技セカンドモデルの流用とは異なり、SL165cmの上のサイズ170cmもラインナップされている。
今回の来季試乗モデルは165㎝だが、“今季170cm試乗”にてオールラウンド性の高さを感じたので手に入れるなら170cmかな。
FMプレートの170cmも調子がいいんじゃないかと妄想している、試してみたい。
逆に短い方は、上級モデルになると160cmまでしかなく女性の上級者が悩むことがあるが、155cmもラインナップされていてピンククラウンのように対象を狭めない抜かりなさ。
自然と速度が高くなる。
競技板のように低速でネガティブな面が顔を出さないのがスゴイ。
気持ちいいフルキャンバー。
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