軽量化最上主義ですね。板自体で振動抑制できないほど軽量化を突き詰めた結果、子供の超合金おもちゃのようなUVOを後付け。
UVO別売のRACETIGERよりも明らかに音鳴りは抑制されていますので、効果はあります。
とにかく軽い板が欲しいという好みのスキーヤー向け。
空洞が振動して音が出る周波数にUVOは効果的ですが、雪面の凹凸に対する振動の周波数には対応していません。
見た目はサイドウォールがあってサンドイッチ構造風だが、中身はキャップ構造の感触。キャップのカパッとした形状のまま凹凸を滑るので、板がいなす感触がなく足元がバタつく。先っぽに重いものを付けているんだから当然といえば当然の乗り味。
エッジの捉えもカチッとON/OFF的で外れる時が唐突で好みとは違うキャップ的。
まぁ、雪面状況が悪いんだからと、言い訳ができる。
世の中にある甘味料はどれも甘いのと同様、スキー板もどれも滑れる。
でも、味わいは異なり、乗り味も異なる。
0kcal人工甘味料の味わいプラチナムシリーズ。ちょっとケミカル風味。
【←→】滑走中に左右の足の間隔・スタンス幅が変化するスキーヤーでも扱える印象