月山の雪面でダリングされたエッジ、角が丸められている。
#100
#200
#400
#600
順々にメッシュを細かくしてエッジを研いでいく。少しずつだが確実に砥げて作業性がいい“ダイヤフェイス”
#600で仕上げたエッジ面。砥げるということはエッジに凹んだ筋がつくんだぁ…。肉眼では十分滑らかな表面だが、見えてしまうと筋を平らに磨きを掛けたくなる。
アルカンサス砥石で磨きを掛けてみる。撫でている時の感触は頼りない。ダイヤフェイスはフっと軽くなるので判断が付きやすい。アルカンサスだと、やめ時が分からない。
滑らかになっているように見える、なんとなく…。
シーズンオフ格納前仕上げにも使うが、サマーゲレンデでも重宝するダイヤフェイス。
サマーゲレンデだとバリはそんなに出ないので、#600とアルカンサスで角を整えると気持ちいいエッジグリップになる。
サイド86度にすると細く鋭角な角は磨耗が激しく板の寿命が早くきてしまう。サイド89度できちんと立てて磨耗とグリップの両立。
次は真っ白になってしまったソールを磨いて、下地ワックスを入れるぞっ!!
展示会で相談しながら、来季ワックスの検討をしよう。