試乗サイズ184cm、センター幅120mm、R19.0m。
モイスト系の乗り味。
芯材の乗り味はカタログやメーカー説明から分かりません。
シェイプスペック以外にフレックスやトーションよりも、この乗り味が好みにマッチするかが大きな要素です。
ドライ/モイスト/ウェットの大雑把な3分類で、skibumの好みはモイスト/ウェット系です。
ドライは、パリパリ・カラカラという印象で、カーボン素材や軽量素材、中空構造の芯材で多く感じる乗り味です。
パウダー滑走時は抵抗が大きいので、ドライ系の振り回しやすい操作性がメリットになります。
対象スキーヤーのすそ野を広げてくれる特徴にもなります。
ただ、個人的にはドライ系は飽きてしまいます…。
で、本モデルのモイスト系は、操作性と好みのドンピシャな乗り味。
さらにパウダー専用な太さなんですが、驚きの整地性能でした。
ロングセラーモデルのポテンシャルを感じました。
トップの両サイドが反り上がってスプーン形状になっている。
角付けしても、浮力方向へ働く。
太さの割りに振り回しやすい方だと思いますが、低速でのツリーランよりも、広い氷河を高速で飛ばす方が合うと思います。
トラックが入って凹凸だらけのコンディションでも、関係なく突き進む安定感のある突破力を感じました。
装着されていた「SHIFTビンディング」に驚いた。
トランスフォームして、アルペンブーツとテックブーツの両方にビンディング側で対応できるんですね。
アルペンビンディングとテックビンディングの両方に対応するスキーブーツはありましたが、知らなかった…。