「ブルータスっ、お前もかっ!!」
今季2012モデルと来季2013モデルのスペリオール、中身が全く違うと思う。
ルックスはそっくりな白地に赤ロゴ。
一見、プレートだけの変更だと思って試乗をすると?????
この乗り味が今の流行なんでしょうね。
ブリザードSLR、フォルクルSDやSWの軽快感。
板全体の張りだけでカチっとエッジグリップ、キャップ構造の乗り味です。
サイドウォールはサンドイッチですが。
一般スキーヤーに受け入れてもらう軽さ、とにかく軽さ、軽快感。
そういえば一昔前、プログレッサーの前に“AMCシリーズ”という物凄く軽いキャップのラインナップがあったことを思い出した。たしかハニカム構造で強度を持たせてスカスカにすることで軽量化を実現していたような…。
時代は巡る、基礎系に硬派なフィッシャーを求めてはいけないのですね…。
なんちゃってスキーヤーが手頃に硬派を求めるからいけないのか、硬派なスキーヤーならば気合一発、競技板をチョイスすれば済む話。スキーと向き合う姿勢が問われているのか…。
軽快感を求めるスキーヤーには、コレが一番だと思う。
ブリザードやフォルクルより、キャップのアトミックやノルディカよりも軽快。
メーカーイメージとモデル名とルックスで完全に勘違いをしていました。
意表を突かれた、これだから試乗してみないと分からない。
スペリオールよりも軽快な印象。
デモ系スペリオールに裏切られた気持ちを抱いたまま、競技系の入門モデルならばと変なバイアスが加わった状態で試乗したものだから、実は意外すぎてゲレンデで怒ってしまった。
なんだコレっ!!って
先入観はいけませんね、ホントに。
冷静に客観的に捉えればこの軽快感を恩恵に感じる人は多いでしょう。
目的や狙いに合わせて道具を選ぶためにモデルの特性を理解すればいいだけなのですからね。