2級受験も視野に入る技術とやる気は、今は昔。
「どうして小回りしなきゃいけないの?どこでも降りてこれればいいでしょ」と3級レベルも今は昔。
コースマップを見て「ここはいかない」と選り好み、4級レベルの今のカミサン。
技術なし、体力なし、やる気もなしのナイナイづくしのスキーヤーを試乗会へ連れ出した。
温かく快適発汗のアンダーウェアとミドラー、
防水防寒バッチリのウェア、
痛くないブーツとソックス、
綺麗な色で軽いヘルメット、
ヘルメットに合わせたゴーグルを揃え、
現地ではブーツを履かせて、
歩きにくいとソールガードを装着、
ストックだけを持ってもらい、
ようやくゲレンデまで連れて行く。
滑り出しても足が痺れだしたとバックルを緩めてやり、
悪天候でやる気が無いと言われ、
冷たい濡れるとマスキーを被せ、
春スキーは暑い、陽に焼けると言われ、
ノドが渇いたら水筒を与え、
急な斜面に連れてきたと文句を言われ、
指示した試乗モデルの「レディースサイズがないから分からん」と言われ、
「あそこのメーカーの担当者は愛想が無い」と関係ないコメントをもらい、
試乗した22モデル。
「今シーズンは頑張って付き合ったでしょ?」と自慢げに隣に居ます。
有難うございます。
■気に入った様子のベスト5モデル
① ブラストラック エリキサー : 抜群の操作性、軽やかで滑らか
② オガサカ Eターン ET-9.0 : 長さを感じさせない取り回しの良さと安定性
③ オガサカ ユニティ U-S1 : 素直でしっかり定番、いぶし銀の持ち味
④ ブリザード マグナム8.0Caサスペンション : サスペンション振動吸収で悪雪快適
⑤ ヘッド マヤ No.8 : エッジの感覚とトップシートの刺繍
■機嫌を損ねないモデル
・ オガサカ Eターン ET-7.6
・ フィッシャー スペリオールSC
・ ヘッド Xシェイプ STX
・ ヘッド Xシェイプ MTX
・ K2 スーパーバーニン
・ ディナスター cham87
■いい板だけど無理なモデル
・ ハート クエスト Q7.2
・ ブラストラック ファーザー
・ ブラストラック スタイラス
■カミサンでも物足りないモデル
・ オガサカ ケオッズ KS-TK/G
・ フォルクル エッセンザ キアラ
・ フィッシャー Koa75
■嫌われてしまったモデル
・ ヴェクターグライド オムニー : カミサンには重いらしい
・ ヴェクターグライド TENANNIVERSARY : 短いサイズで試乗させた私のミス
・ サロモン BBR 8.0 : クセがある
・ サロモン BBR SUNLITE : 良さがわからない
・ フォルクル V-WERKS RTM : ハリが強く取り回しが大変
メーカーやモデルに対する予備知識がなく、説明できるほど論理的でもなく、感覚だけで好き嫌いのオバサン判定で、トップ3がオガサカとはっ!! やるなぁ…。
説明しなきゃ良さが分からないモデルは、難しいように思いました。