きもちいい、実に気持ちいい。色々なものを挟み込んだサンドイッチ構造が効いていると思う。リフト乗り場に辿り着く間だけでも他と違う感触。リフトを降りて、斜滑降から谷回りへ移る間だけでも感じる振動の少なさ、ス~っとターンに入れる。振動が無いからと言ってボヤけている訳ではなく、逆に必要な感触だけをノイズフィルター越しにハッキリと伝わってくる。素晴らしい。
165cmが標準モデルですが、来季追加サイズの170cmを試乗。サイドカーブが若干大きくなり、12.8→13.7mだが、十分小回りスペック。いいかも170cm、小回りベースのオールラウンド。
プレートは真ん中のRC600FL、違和感なくいいけど、170cmなら柔らかなFM600も試してみたい。
パリッと軽快とドッシリ濃厚の中間の乗り味。クイックな反応はあるが、しっとりウェット系に加えて単純じゃない乗り味。オガサカ独自、日本オリジナル。最近ピンクになったクラウンアスリートですね、この価値観。「いなし」と「張り」のチューニング、繊細です。
海外メーカーがセンター幅を太くしてロッカーと、大味になっていくからこそ、オガサカの繊細さが際立つ。