ハヤシワックス RMUレースミッションユニバーサル施工

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冬支度を兼ねて、ハヤシワックスのRMUを施工。
ベースワックスの位置付けだが、滑走ワックスとして期待している。

いつもシーズン初めはNF-02 + TS-NF-03を、1:1ミックス。
まだ雪温も低くならず、アイスクラッシャーを滑るので、フッ素の滑走ワックスが適しているのかもしれないが、あんまりフッ素を好まない志向であることと、トップシーズンまで低温ベースワックスを入れていくのにフッ素が邪魔なので…。
RMUは、NF-02ベースに添加剤入りなので、意味合い的には同じ。

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先シーズンの格納時に、クリーニングワックスBIG555とNF-02でメンテナンス済み。
厚塗りNF-02をスクレーピング。ブラッシングはせずにRMUを塗布。
アイロン温度130度以上の低温雪用硬いワックスのskibum的“塗布メソッド”にて。

120度以下のワックスだと、垂らしてアイロンで伸ばして塗布でも、アイロンにワックスを押し付けて柔らかくなった部分を生塗り塗布でも、どんな手順でも塗り伸ばせる。
しかし、130度以上のワックスは、伸びないので垂らすも生塗りも上手くいかないと思う。ヘタをするとソールを焼いてしまう。ワックスの使用量も無駄に多くなりがち。

ハヤシワックスは、アイロン温度が高いラインナップ。そこが気に入っているんだけど…。
130度以上のワックスは、塗布にちょいとコツがある。
チューンナップ本やチューンナップセミナー、各メーカーの施工手順に載っていない経験的な方法。
そのskibum的“塗布メソッド”とは、“液体で塗る”

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RMUパッケージに140度と記述されているので、アイロンのダイヤルを140度に設定。
アイロンにアイロンペーパーをセット。

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ワックスを押し付けて融かして、ワックスシートにワックスをヒタヒタに含ませる。
滴る一歩手前ぐらいまで含ませて、ソールを撫でる。30cm~50cmぐらい伸びる。
また、シートに含ませて液体のまま撫でる。を4・5回繰り返すとトップからテイルまで結構均一に塗布できる。
仕上げにトップからテイルまでイッキにアイロンを掛けてさらに均一に塗り伸ばす。若干浸透もしていると念じる♪

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エッジからワックスが溢れて垂れ落ちることも少なく、適量を均一に塗り拡げられる。ムダがない。施工時間も短い。

130度以上の硬質ワックス施工に必要なツール。
スクレーパー砥ぎと、厚み5mm以上のスクレーパー。よぉ~く砥いでおきます。

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スクレーピング後のソール。

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ブラッシング後のソール。いい艶ですね♪
板を仕上げて終わりではありません。

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使い終わったら、スクレーパーを砥いでおきます。
専用品のシャープナーは高価な割に波打つ仕上がりになったりするので、波目のボディファイルを使っています。
スクレーパー全面が乗る大きさで綺麗な直線にしっかりと砥げる使い勝手と安価なボディファイル。
数百円のスクレーパーに二桁も違う1万円以上のシャープナーを使うことはどうしても納得がいかないってのもあります。

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クリーナーでこびり付いたワックスを融かして、綺麗に拭き取って収納。
すぐに使える状態でスタンバイされたツールが揃っていると、思い立った時にワックス掛けが出来て快適♪

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スキー一台で、8mm~10mmの使用。
他のサポーターの皆さんの使用量ってどんなもんなんだろう?? 興味がある。