ホームエリアは、乾燥人工雪にてワックスの消耗が激しい八ヶ岳・白樺湖のゲレンデ。さらに新雪パウダーを求めて極寒ゲレンデのため、2月末まではワックスにフッ素不要で乾燥雪の抵抗抑制を模索している。
SWIX CH4やガリウム・グリーン、TOKOブルーなどに、各ブランドの黒い添加ワックスを使用してきた。天然雪パウダーには通用するが、乾いた人工雪には負けてしまう感触を抱いている。
サマーゲレンデでも使えるほど硬いワックスをリリースしている「ハヤシワックス」が気になっていた。最近スキージャーナル誌にも繰り返し取り上げられたり、プレゼントになったりと注目され始めてもいる。
3月以降のWET雪質には、各ブランドの黒い添加ワックスの上に、「ノットワックス」だった。リキッド15gで税抜2000円。リフト3本の持続性の印象。
各ブランドのスタートワックスは高価すぎて手が出ず、こんなもんだと諦めていた。
6月に月山へ行く予定を組んだことと、他ブランドの1/3程度の価格で入手できるので初チョイス。
生塗固形ホワイト15g+ブラック15gで税抜3500円。
下地に滑走ワックスとして、HF-04レーシングカーボンをホットワックス。その上にホワイトを生塗り、ブラックを重ねて生塗り、コルクでこすって伸ばしながら圧着。
営業延長された白馬五竜で試してみた。
晴天 雪温0.6度 ザラメWET 汚れアリ コンディションにて、驚きの滑走性!!
パラダイスゲレンデでは、常に滑走者中トップのスピードが出ていたと思います。追い抜くことばかりで追い抜かれることは皆無。
滑走スピードを「ヘッドアップディスプレイSNOW2」にて計測。
60km/h程度出ていたスピード。リフト6本ほどで滑走性の低下を感じると40km/hほど。下地のHF-04レーシングカーボンの滑走性でもゲレンデではトップスピード。
左右の板をチェンジ。アウトエッジ側に残っているワックスをインエッジ側にすると、60km/hの滑走性が復活。
リフト4本。一回の生塗りで、10kmほどの持続性の印象。
2台のスキーに生塗り塗布3回で6回分使用。
ケースに収めてホワイトとブラックの隙間の少なさにニンマリ。
月山ワックス、約50回塗布可能、物凄いコストパフォーマンス。
板が滑ると疲労が少なく、楽しさ倍増、素晴らしい春スキー、月山も楽しみだぁ…。
一緒に行く人に自慢したくなる逸品。
ハヤシワックスさんのFACEBOOKにリンクされた。